【沼津の南の風景】神さまだって暑いですから。今年の”おすずみさん”はちょっと特別。
沼津の南のある夏の日。
雨あがりの爽やかな青空の下、地域のみなさんが何やら公民館に集まっていました。
”疫病終息祈願”とかかれた旗の先に、普段見慣れない小さなお社がみえます。
あ、この方は!
先日、「夏越祓」でお参りした鮑玉白珠比咩命神社(あわびしらたまひめのことじんじゃ)の境内の東側に祀られていた「天王さま」ではないですか。なぜこんなところに?
これは、昔から、夏は疫病が流行る時期ということで、神を社(やしろ)からおろして浜に移し、神様を涼ませるという”おすずみさん”という行事なんだそうです。
そうすることで、地域の疫病を防いでいたといわれています。
(大瀬神社:野村宮司より)
なるほど、たしかに山の上よりもこちらのほうが涼しそう。
立派な鯛のお供えもされていました。
地域の人たちが、次々におすずみさんのお参りにやってきます。
自治会長さんや、実行委員の皆さんもみんなでお参り。
実は、本来ならこの日は地域のお祭りの日。
子供たちがこのおみこしをかついで、町中を歩く予定でした。
でも、残念ながら今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、お祭りは中止。その代わりに、子供たちにはお菓子が配られていました。
お祭りがなくなってしまって残念だけれど。
こうして、地域の人たちが神様にお参りにくるという習慣を大切にしていること。
それは、もしかしたら神様に会いにくるだけでなく、普段なかなか会う機会がないご近所さんにも会える嬉しいひとときだからなのかもしれないなと思いました。
私も、神様にお祈り。
「いつもありがとうございます」
いつからか、なぜか神様にはお願いごとはしないようになりました。
ただお礼を言うだけでじゅうぶん。
ちなみに、この「天王さま」に祀られているのは、「須佐之男命(すさのおのみこと)」。八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を倒したスーパーヒーローです。
このことから、疫病除去の神様とされています。
まさに、今、全世界が求めている救世主ではないですか!
どうか、1日も早く、
みんなが普通に楽しくお祭りができる日々が戻ってきますように。
そのためにも、どうぞ涼しいところでゆっくりなさってください。
雨あがりの爽やかな青空の下、地域のみなさんが何やら公民館に集まっていました。
”疫病終息祈願”とかかれた旗の先に、普段見慣れない小さなお社がみえます。
あ、この方は!
先日、「夏越祓」でお参りした鮑玉白珠比咩命神社(あわびしらたまひめのことじんじゃ)の境内の東側に祀られていた「天王さま」ではないですか。なぜこんなところに?
これは、昔から、夏は疫病が流行る時期ということで、神を社(やしろ)からおろして浜に移し、神様を涼ませるという”おすずみさん”という行事なんだそうです。
そうすることで、地域の疫病を防いでいたといわれています。
(大瀬神社:野村宮司より)
なるほど、たしかに山の上よりもこちらのほうが涼しそう。
立派な鯛のお供えもされていました。
地域の人たちが、次々におすずみさんのお参りにやってきます。
自治会長さんや、実行委員の皆さんもみんなでお参り。
実は、本来ならこの日は地域のお祭りの日。
子供たちがこのおみこしをかついで、町中を歩く予定でした。
でも、残念ながら今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、お祭りは中止。その代わりに、子供たちにはお菓子が配られていました。
お祭りがなくなってしまって残念だけれど。
こうして、地域の人たちが神様にお参りにくるという習慣を大切にしていること。
それは、もしかしたら神様に会いにくるだけでなく、普段なかなか会う機会がないご近所さんにも会える嬉しいひとときだからなのかもしれないなと思いました。
私も、神様にお祈り。
「いつもありがとうございます」
いつからか、なぜか神様にはお願いごとはしないようになりました。
ただお礼を言うだけでじゅうぶん。
ちなみに、この「天王さま」に祀られているのは、「須佐之男命(すさのおのみこと)」。八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を倒したスーパーヒーローです。
このことから、疫病除去の神様とされています。
まさに、今、全世界が求めている救世主ではないですか!
どうか、1日も早く、
みんなが普通に楽しくお祭りができる日々が戻ってきますように。
そのためにも、どうぞ涼しいところでゆっくりなさってください。