漁師さんとともに。沼津市戸田で深海魚直送はじまりました!
「深海魚を買ってみたいけれど、買う機会も場所もない」
「新型コロナウイルスの影響で、魚の卸先である料理店がクローズとなってしまい、魚が売れない」
2018年より沼津市戸田で地域おこし協力隊として働いている青山さんは、この二つの声を聞いたときに”ハッ”としたそうです。
両者の渇望は、
ピッタリと、カッチリと、まるでパズルのピースのようにハマるではないか!と。
そして、彼女は即行動。
地元の漁業組合に協力を仰ぎ、
戸田(へだ)漁港直送、駿河湾の深海魚を食べてみよう! という、奇跡の企画を立ち上げます。
驚くほど早いスピードで、企画の告知、注文の受付、発送準備までをほぼ一人でこなした彼女。
そして、いよいよ船が出る日が決まりました!
深夜の出港。
朝日が昇ってきました。
漁の様子もシェアして下さいました。
そして、青山さんの乗った船が帰ってきました!
青山さん、おかえりなさい。
本日の収穫。樽いっぱいにつまった魚たち。
すぐに仕分け作業に。見たこともない不思議なかたちの魚たちがドッサリ。
ここからはスピードが命。
なるべく新鮮なままお届けするために、テキパキと仕分けていく青山さん。
忙しいなかでも、笑顔で対応してくださいました!
申し込んでくださった方々のリクエストにもなるべく応えようと、必死に箱の中身とリストを確認する青山さん。
なによりビックリしたのは、
青山さんが一匹ずつ魚を丁寧にみて、迷うことなく、ひとつひとつの名前をメモに記入していたこと。
これまでの協力隊の活動のなかで、いつの間にかすっかり深海魚博士になってしまったんですね。
わぉ、こんな大当たりの方も!
そして、無事発送準備完了。
思いが詰まった箱を乗せて、青山さんは車で宅配業者へ。
あらためて彼女のこれまで地元の漁師さん達と築いてきたものの大きさと、彼女の深海魚に対する思いを感じることができた一日でした。
そして、なんとお土産までいただいてしまいました。
さっそく、カレー味と塩味のメヒカリの唐揚げを作り、その日の夕食に。
もう本当に素晴らしく美味しかったです!
ふだん、なかなかお目にかかることすらない深海魚たち。
初めて食べる機会に恵まれましたが、驚くほど美味しく、この美味しさを皆さんにも知っていただきたいと心から思いました。
深海魚直送便は、これからも引き続き申込みを受け付けているそうです!
この機会に、ぜひふだんなかなか食べることができない深海魚を食べて、青山さんと漁師さんを応援しませんか?
詳細はこちら↓
戸田(へだ)漁港直送!深海魚直送便