カフェや古物販売をする循環ワークスがオープンするみたい(11/19)【開店情報】
循環ワークスの工場長は山本広気さん。
山本さんは静岡オーガニックフェスティバルの実行委員長もしています。
ここはもともとさば節工場だった場所。
今年2月からサポーターを募って約9ヶ月かけてリノベーションしたのだそう。
1階には食器類など、
古物・古材の販売スペース
食器を眺める素敵なお客様も。
(ここにお宝も眠っていたりして!?)
こちらのお花はプレオープン時に届いたものだそう。
山本さんがこの工場を購入した300日目の11/8にプレオープンイベントが行われたんですって。
サバの薫製をしていた機械も残っている。
施設内には素敵なPOPも。
海外生活を送って日本に戻ってきた山本さん、
日本は電気が煌々と輝いていて、
物を使ったら捨てちゃう一方通行の、消費する社会…
そのことに違和感を感じて、震災後には反原発運動などをしたこともあるのだとか。
でも、なかなか変わらない。
それならば、自分で始めたほうが早いのでは?
そう感じて
山本電力(やまでん)を立ち上げます。
廃てんぷら油で走る車や
井戸水、
電気の自給など
環境に配慮した生活をしている山本さん。
そしてこの循環ワークスでも、環境問題を学べたり、体験できる場にしていきたいと。
使い捨ての一方通行から循環する社会へ。
お話を聞けば聞くほど素晴らしい取り組み。
2階に上がると
オシャレ空間が広がります。
我入道出身の画家:山田大輔さんの絵が飾られている。
油絵なのかな?と思ったら、これ、
砂や木くずで盛り上げたアクリル絵具なんですって。
「画面のボコボコが特徴で、木はリサイクル」と山田さんに教えてもらいました。
行ったら是非じっくり見てみてくださいね.
山田さんは現在、仙台でご活躍されています。
(いつか沼津でお会いしたい♪)
2階のスペースでは、オーガニックコーヒーを飲んだり、環境について学んだりできるワークショップなどを今後検討しているそう。
こちらは循環ワークス買取リスト
お話を聞いてるうちに、書き込んでしまった。
例えばお家を建て替える時など、
解体屋さんに連絡する前に循環ワークスに連絡すると、
ゴミとして扱われて処分費がかかってしまうものなどを軽トラック1台分、5,000円前後で買い取ってくれるのだそう。
これって埋め立てゴミを減らすことにも繋がりますよね。
素晴らしい。
屋上はまだ手すりがついていないので、開放することができないそうなのですが、
「草原にしたい」と山本さん。
そ、草原!?
植物がある屋上ガーデンカフェを予定しているのだそう。
富士山を見ることもできて、
びゅうおもすぐ近くに見えるし、
なによりトンビが間近で見られるのは
トンビ好きの私にはたまらない。
(屋上カフェが始まったらトンビに食べ物さらわれないように気をつけないとね)
「我入道の渡し」の船着き場がすぐ近くにあるので
THE CHAMBER(沼津蒸留所)と循環ワークスの行き来が渡し船でできちゃうなんて最高すぎる。
船着き場が循環ワークスの目の前に移動してくれたら、もっと最高。
偉い人〜
どなたか〜〜
ぜーーひーーーー。
中央が山本広気さん。左が奥様の真紀さん。
そして右は2月からボランティアスタッフとしてリノベーションのお手伝いをしている
ボータ君こと鈴木正さん。
埼玉から沼津に移り住んで17年目のボータ君。
「オーガニックフェスティバルの山本夫妻、スキルパークのしまやん、Living Blueの風多くん達と知り合い、沼津の活動を知り、自分のライフワークでもあるオーガニックや循環型社会のやりたい事が自分がやりたい事と合うと思ったのが手伝いを始めたきっかけ」と話してくれました。
そんな循環ワークス、
いよいよ今週木曜日11/19から営業スタート。
しばらくは週3回ペースで営業をするみたい。
(完全オープンは来年2021年春予定)
環境に寄り添い
「もの」や「人」を循環させて
よりよい生活のしくみを考える「循環工場」
一人ひとりにできること。
そのことについて考えるきっかけにもなる循環ワークス。
是非お出かけしてみてくださいね!
循環ワークス
沼津市我入道浜町308
HP: http://junkanworks.com/