【開店情報】&【沼津地名探訪】その3 添地が変わっていく予感!
どうも、のんべえです。
えらく久しぶりの沼津地名探訪、第3回は「添地町」です。
【沼津地名探訪】その1 その2
添地と書いて「そえち」と読みます。
地元以外の人にはわかりづらい、難読地名のようです。
場所は沼津駅の西側。第一小学校区です。
地図でいうとこの辺り。
この添地町は江戸時代後期沼津水野藩の侍屋敷があった地域だそうです。
沼津水野藩2代目藩主、水野出羽守忠成(ただあきら)は
一一代将軍徳川家斉の恩顧を蒙り、老中職を務めました。
文政13(1830)年、沼津城拡張の許可を受け、侍屋敷二万坪を拝領。
それまで、沼津城の侍屋敷は沼津城の西側と北側の外堀に沿って並んでいたそうで、屋敷町の一方が堀端になっていて片側しか人家がなかったので
片端(かたは)と呼ばれていたそうです。
今の上本通の辺りですね。
拝領した土地は、片端に沿って西側に続く地域だったことから
添地と称するようになったとのことです。
参考文献:「町名の由来 静岡 清水 浜松 沼津」(静岡新聞社)
今回の地名探訪はわりとアカデミック。
さて、町内の北の方に添地の名を冠した交差点があります。

向こう側に沼津情報ビジネス専門学校の建物が見えます。
余談ですが、この建物の壁面の模様のモチーフは沼津垣だそうですよ。
交差点の北東部には石窯パン工房しゃんぴによんがあります。
この日は定休日でした。
また余談ですが、しゃんぴによんのくるみあん平が大好きです。ウンマイ。
イーラde駐車場を利用するときの入口になるのも、添地交差点です。

その添地交差点付近、何やらいろいろありそうです。
「工事中」と貼られた新しい信号機が。
左が現役の信号、右に新しい信号
ここにも。
左に新しい信号(北進用)、右に現役の信号(東進用)
ここにも。
現在、土地区画整理事業が施行中のこのエリア。
道路が拡幅されて、交差点が広くなるみたいですね。今のところ、歩行者用信号しかついてないみたいですが、そのうち車両用の信号もつくんでしょうね。
それだけじゃないんです。
交差点北西の建物にはこんな看板が!
カル麺といえば、裾野の超人気ラーメン店じゃありませんか!
黄金トマト麺がもうすぐ沼津でも食べられますよ~。
楽しみに待ちましょう。
そして道路を挟んでしゃんぴによん側の空き地。
それもずいぶん長いこと。
看板がなくなって、砂が盛られてました。
いよいよなのか…?