【考・沼津弁⑧】沼津人の血を熱くさせる、人生航路ってなんだ?
どうも、のんべえです。
沼津の方言を考えるシリーズ第8弾。
今日は方言っていうか、沼津の人にしか通用しない言葉を…。
食欲の秋、芸術の秋、読書の秋など「~~の秋」はいろいろあります。
晴天が多く、気候もいいこの季節は運動会シーズンでもあります。
沼津では校区祭シーズン。
え? 校区祭ってなに?
沼津では、小学校・中学校区単位で「校区祭」という名の運動会が開催されてるんですね~。
老若男女が参加できる、地域の一大行事です。
残念ながら、今年も長引くコロナ禍により開催を見送る校区が多いようです。
校区祭の種目は校区によってさまざまですが、
競技のトリを飾るのは、決まって人生航路。
え? え? 人生航路ってなに?
お隣の清水町民や、富士市民に聞いてみても知らなかったので、おそらく沼津限定の競技名。
沼津の校区祭で人生航路と呼ばれているのは、いわゆる年代別リレーです。
小学生→中学生→高校生→20代→30代→40代→って感じでバトンをつないでいくんですね~。
沼津の校区祭で人生航路と呼ばれているのは、いわゆる年代別リレーです。
小学生→中学生→高校生→20代→30代→40代→って感じでバトンをつないでいくんですね~。
異なる年代にバトンを引き継ぐことを人生になぞらえた、なかなか秀逸なネーミング。
ただのリレーと侮るなかれ、この人生航路、ガチです。
和やかだった校区祭の雰囲気が一変するくらい。
各町内、選手の選抜やら練習やら、相当に気合を入れて準備します。
各町内、選手の選抜やら練習やら、相当に気合を入れて準備します。
大岡校区、下石田自治会の方に話を聞いてみました。
下石田は長年、人生航路で無類の強さを誇ってきたそうです。
しかし、3年前に惜しくも敗れ、そのままコロナ禍入りしてしまったそうで。
しかし、3年前に惜しくも敗れ、そのままコロナ禍入りしてしまったそうで。
公会堂には、50回記念大会のトロフィーが飾られてました。
【考・沼津弁シリーズ】