【考・沼津弁⑥】1年ぶりに復活! 複数形はチッチキチ~
どうも、のんべえです。
気づきませんでした、このシリーズ1年も放置してたのを…。
沼津の方言を考える【考・沼津弁】第6回をお届けします。
【過去の考・沼津弁シリーズはこの記事の末尾から】
1年ぶりに紹介する沼津弁は、人称代名詞の複数形です。
ワザト難シク言ッテミタ。
人称代名詞とは、話の中で主に人を指すことばのことです。
一人称:わたし、ぼく、おれ など
二人称:あなた、きみ、おまえ など
三人称:かれ、かのじょ、あいつ など
これらのことばを複数形にするときは、
「たち(達)」や「ら(等)」をつけるのが通常です。
「たち(達)」や「ら(等)」をつけるのが通常です。
さあ、沼津ではどうでしょう?
たとえば「おれたち(俺達)」を沼津弁で言うと…
おれっち
「あたしたち」は…
あたしっち
これはたまごっち
沼津弁だと「たまごたち?」
沼津弁だと「たまごたち?」
何の違和感もなく使っていましたが、僕が高校生のときのことです。
全国の同年代と交流する機会があり、
その際に「俺っちがさ~」と言ってしまったら、
その際に「俺っちがさ~」と言ってしまったら、
(やたらと語尾に「さ~」がつくのも沼津弁っぽいですね。またいずれ。)
「なにそれ~?」と笑われて、初めて他地域では通じないということを知りました。
そして、あっさりと僕のあだ名が「おれっち」になったことでしたよ(笑)。
沼津の女子はわりと自分のことを「うち」と呼ぶような気がします。
関西弁の「うち」とはアクセントの位置が違いますね。
関西弁の「うち」とはアクセントの位置が違いますね。
当然複数形は「うちっち」。
みなさんごぞんじの伊豆三津シーパラダイス公式キャラクターのこのコ。