【ひゃっこい!湧水(9)】駿州原宿の水(沼津市原)
原地区センター、そして原小学校のすぐ脇。
飯田建設工業さんの敷地内にある「駿州原宿の水」。
原宿です。原宿。あの、流行の最先端、都心の原宿ではなく、東海道五十三次、13番めの宿場町である原の宿です。
案内看板を見ると、地下180mから湧き出ており、ごく微量ではあるもののバナジウムを含んだ天然水とのこと。そうです。あのバナジウムです。
富士山麓の湧水は、雨などが地下水脈に潜り、溶岩層を通り抜ける時に例のバナジウムやマグネシウムといったミネラル成分を含みつつ、山裾で湧き出ているんだとか。
毎度恒例手を浸してみれば、なかなかの冷たさ。ひゃっこさランキング上位にカウントしてもよさそうです。さらに、蛇口がついているので水汲みもしやすく、非常に良心的。ご近所さんも足繁く通っているそうです。
湧水の飲用や長期保存については自己責任でお願いします。採水施設は地域や店舗の厚意で整備・設置されている場合がほとんどです。車のエンジン音や騒音、ゴミの持ち帰りなどルールやマナーを守ってご利用ください。来たときよりも美しく。また、キッズの水遊びに関してはどんなに浅い水深であっても、保護者の目の届く範囲でお願いします。