【ひゃっこい!湧水(4)】県営と市営の間に(沼津市原町中)
市営原町中団地と県営原町中団地のちょうど間。
アスファルトで舗装された道にじゃんじゃん湧き出ている様は、やっぱり沼津の湧水ってすげえんじゃねえかと思わされます。水が流れ落ちる先の高橋川にはフナやハヤなどの魚も気持ちよさそうに泳ぎます。
この湧水スポットは湧き出るスタイルがどことなく幾何学的パターン。湧水量もそれなりかつ、触れてみるとやっぱりひゃっこい!ポリタンクを抱えたおっちゃんたちが入れ代わり立ち代わりやってくるもんだからなかなか順番が回ってきません。
さて、おっちゃんたちに話を聞けば、水汲みの常連だそうで「野菜に水をやるんだ。この水だと違うんだよな」と教えてくれました。何が違うのか気になるところですが「野菜が喜ぶんだよ」と、謎の返しをいただきました。おばちゃんたちは水汲みがてら井戸端会議。そう、まさに字の通りの「井戸端」です。すげえ!
まさに暮らしを潤す沼津の湧水。これからのシーズンにぴったりかもしれません。
湧水の飲用や長期保存については自己責任でお願いします。採水施設は地域や店舗の厚意で整備・設置されている場合がほとんどです。車のエンジン音や騒音、ゴミの持ち帰りなどルールやマナーを守ってご利用ください。来たときよりも美しく。また、キッズの水遊びに関してはどんなに浅い水深であっても、保護者の目の届く範囲でお願いします。
団地の間の湧水(沼津市原町中)