沼津夏まつり・狩野川花火大会の前日は!今年も開催、狩野川灯ろう流し。今年から灯ろうの事前予約もやるって。
観覧席券の販売開始とか、花火協賛の受付とか、ちょっとずつ情報が入ってきている第78回沼津夏まつり・狩野川花火大会。今年は7月26日・27日の土日に開催予定です。
例年、狩野川花火大会の直前の金曜日には、夕方から狩野川灯ろう流しが開催されますよね。今年も7月25日の18時受付スタートで灯ろう流しを開催するそうです。
狩野川灯ろう流しは、1958年に死者・行方不明者853人、建物への被害は6000戸を超える甚大な被害をもたらした大災害、狩野川台風で命を落とした多くの人々を追悼するため、翌年1959年に地元の仏教会と市民有志が、慰霊と鎮魂の意味を込めて灯ろうを狩野川に流したのが始まりとされています。
沼津市仏教会の佐久間清人さん(三芳町にある蓮光寺の住職さん)は、「灯ろう流しは川施餓鬼(かわせがき)とも呼ばれ、沼津市内では狩野川台風が発生する以前から行われていましたが、狩野川台風の被害者の方々を弔うため、沼津市仏教会が合同で供養を行うようになったんです。たくさんのお寺があつまり、これだけのお坊さんが、宗派を超えてお経をあげるってじつはめちゃ豪華なことなんです」と教えてくれました。

狩野川台風の被害者の人とはあまり関係ないんですけど、灯ろうを流すのはいいんですか?
お亡くなりになられた方を供養する気持ちがあれば、ぜひとも灯ろうを流していただき故人の御霊を送り出して貰えればと思います。亡くなったばかりの方、年忌に関係なく故人を偲びたい方、先祖供養、お盆の送り火として参加する方、狩野川台風などの災害犠牲者への慰霊といった形で、誰でも思いを込めて灯ろうを流すことができます。

誰でも、というと例えば今年亡くなられた長嶋茂雄さんを追悼するのもいいってことですか?
お亡くなりになられた方を供養する気持ちがあれば、いわゆるひとつのウェルカムです。ミスターもファンの方に供養していただけると喜ぶかもしれません。
何を隠そう、わたしもジャイアンツファンでございまして。ミスターが亡くなられてとてもさみしく思います。後楽園球場での王・長嶋の活躍はすごかったですもんね。子どもながらに興奮したものでした。ミスターの美技は今でも印象に残っています。時代はちょっと先に行って桑田・槇原・齋藤の先発3本柱は美しかったですね、齋藤のスタミナ、あれは惚れ惚れしちゃいますね…と、このあとも30分くらいジャイアンツ愛をこれでもかと語ってくれた佐久間さん。原ひろしさんはカープファンなんですね。炎のストッパー津田恒実さんを送り出すのもいいかもしれませんよと教えてくれました。
ご家族、ご先祖以外の方、といえば昨年末に急逝された中山美穂さんは沼津市民文化センターでコンサートをやられましたよね。私の世代ではミポリンが亡くなられたことに大きなショックを受けた方も多いかと思います。

家族やご先祖さまでなくてもいいってことですか?
重ねてとなりますが、故人を偲ぶ気持ちをお持ちになっていただくことが大切です。家族であっても仲のいい人であっても、芸能人の方であっても。あ、もちろん生きてる人はダメですよ。
狩野川灯ろう流しでは、動物霊、いわゆるペットなどの御霊の供養についてはご遠慮いただいているそうです。佐久間さんは、狩野川灯ろう流しでは、という意味なので、市内では動物供養をされているお寺もありますので、そちらにお問い合わせしてみるとよいでしょう、と教えてくれました。
また、沼津青年会議所も灯ろう流しの運営に深く関わっています。沼津夏まつり灯ろう流し部会の部会長を務める井口さん(沼津青年会議所専務理事)と小林さんは「歴史があって、また厳かな灯ろう流しの運営をさせていただいて、沼津のまちに貢献できてるなってありがたく思います。先輩たちから脈々と受け継がれてきた想いを繋いでいきたいです」と話してくれました。
青年会議所のメンバーは会場の運営に加えて、灯ろうを狩野川の流れに送り出す、という大事な大事なミッションを担っています。井口さんによれば、川の流れや風向きなどの影響はありますが、3-4個くらいをまとめて流すと灯ろうが倒れにくいんですよ。灯ろうがいくつか寄り添って支え合って流れていくんですかね、と灯ろうを流すコツ?を教えてくれました。
ちなみに、ラダーを着て川に入るのは若い人の役割になることが多いんだとか。若い人ほど深いところでスタンバイするようです。さらに、灯ろうを船で回収するのはベテランメンバーの役割になることが多いんだって。青年会議所のメンバーにも感謝ですね。
今年は新たに灯ろうの事前受付もやるそうです。当日会場には行けないけど、故人を偲ぶ気持ちで灯ろうを流したい!という人にはぴったりですね。沼津市外の人も申し込みできるようです(ただ、申し込みには市役所かサンウェルぬまづに一回行く必要アリ)申込期間は7月1日から24日となっています。
灯ろう流しの開催日は7月25日の18時受付スタート。法要が18時35分、灯ろう流しは19時開始を予定しています。灯ろうは1基2,000円。基本的には1基に一人の戒名または俗名(生前のお名前)を書いて流すそうです。詳細は沼津観光ポータルの灯ろう流しのページを確認してみましょう。
沼津の夏の風物詩のひとつ、狩野川灯ろう流し。灯ろうが流れる光景を見てるとちょっとしんみりした気持ちになりつつ、ライトアップされた御成橋とのコラボレーションはけっこうキレイ。故人を偲ぶ気持ちを持って狩野川に足を運んでみてはいかがでしょうか。灯ろう流しが閉幕すると、いよいよまつりだー!ってテンションもあがりますよ。
狩野川灯ろう流し
場所:御成橋上流の狩野川左岸河川敷
灯ろうの受付販売 18:00~19:30
開会セレモニー 18:10~18:30
法要 18:35~19:00
灯ろう流し 19:00~20:00
場所はだいたいこのへん↓




























