山の中のロータリー。愛鷹明神桃沢神社のまわりをぐるぐるしてみた。(沼津市西野)
浮島地区のうえのほう、東海大学開発工学部があったところ。
のすぐ近くに、地図でみるとラウンドアバウト交差点みたいな輪っかがあったので気になって見に行ってみました。
※ラウンドアバウト交差点とは、ヨーロッパ発祥の交差点スタイルで、信号がなくて、ぐるぐるまわることで行きたい方向に行ける交差点のこと。
どうやら今はほとんど車なんかが通ることもなく落ち葉がびっしり。そもそも公道なのかな?
いちおう交差点ぽく、接続している道(2本)もありますが、どちらも通り抜けはできないみたい。
3周ほどまわってみましたが、特におもしろくもなく…。
このわっかの真ん中には、「愛鷹明神桃澤神社」があり、案内看板を見てみると…
創建は愛鷹山縁起によれば、紀元前290年。一説によれば奈良時代とも伝えられています。西暦1194年、源頼朝公が富士の巻狩に際し、愛鷹明神が馬を愛でられてるところから人目として駿馬(青色)99頭を奉納され、これが愛鷹山牧場の濫觴であると言われています。
愛鷹山牧場について(元野牧、尾上牧、霞の牧の3つを愛鷹山の三牧といった)
元野牧は柳沢上にあり、焼印を山形とし、捕場の囲いは柳沢にあった。
尾上牧は澤田上にあり、焼印を雲形とし、捕場の囲いは澤田にあった。
霞野牧場は船津上にあり、焼印を霞とし、捕場の囲いは船津にあった。
三牧の中尾上をもって、最初とし、孝明天皇弘化3年(西暦1846年)長久保上に尾上新巻が開設された。慶応2年(1866年)から韮山代官所の管轄下に入り、明治になると沼津陸軍会所に移されたが、維新後は次第にあれて明治8年(西暦1875年)静岡県令大迫貞清の指令を最後に廃止された。
とのこと。よくわかりませんが、古くから馬に関係したいわれがあるようです。どうりでぐるぐるしている最中は競走馬にでもなった気分だったのか…。
立派な木と一緒に社がありますが、めっちゃちっちゃい!それでもなんだか厳かな気分になりました。
このあたりは夕景や夜景も開放感がありなかなか素敵。
原駅あたりからお散歩がてら…にはちょっと距離がありますが、のんびりした時間を過ごすのにはぴったりです。