鳴り響くG1ファンファーレ!競馬じゃないよ、みかんだよ!
奥駿河湾に位置する三浦地区で、温暖な気候や日当たりの良い山の斜面を活用してふるくから栽培されているみかん。この地域のみかんは「西浦みかん」と呼ばれており、なかでも糖度が高く濃厚な味わいが特徴の「寿太郎温州」は沼津のふるさと納税でも人気の返礼品だとか。
生産者の皆さんは、収穫後熟成させて、風味豊かな味わいにするため冷風貯蔵技術を導入したり、糖度を一定に保つため光センサー式選果機を導入するなど、品質の向上に努めてきました。
このたび、農林水産省が「地域に根ざした産品のブランドを保護する地理的表示(G1)保護制度」の対象に、西浦みかん寿太郎を登録しました。
県内では、三島馬鈴薯、田子の浦しらすについで3件目となります。みかんに限っていえば全国で3番目だとか。
G1登録制度は地域特性を活かした産品の品質に国がお墨付きを与え、名称を知的財産として保護する制度です。市場に流通する登録品にはGIマークを表示し、他産地との差別化につながり、まさに西浦みかんが地域ブランドとしてさらに確立されていくことが期待できそうですね。


















