選ばれし「ぬ」!和文通話表(フォネティックコード)の【ぬ】って知ってる?
メールやSNSなどでコミニュケーションがとても便利になっている昨今。ぬまつーのおかげで沼津のいろんな情報をキャッチできる昨今。
インターネットが普及する前の通信手段と言えば…。電話!
スマホから遡って、PHSや、あのアンテナが伸びる携帯電話、その昔は好きな女のコに電話するのに、時間を見計って家の固定電話にかけましたよね。
さらに昔は黒電話や、おじいちゃんに聞いた話だと交換手を介して電話していたなんて時代もあったそうです。
今でこそ通話環境がよくなっているものの、電波がよくなかったりすると相手の声が聞き取りづらかったり、志村けんさんのコントで出てくるひとみばあさんの「あんだって〜?」みたいな、耳の遠いおばあちゃんとのコミュニケーションが大変だったりしますよね。
そんな時でも聞き分けられるように、そしてミスなく伝わるように使われていたのが(いるのが)和文通話表です。「あ」を伝えるのに、「朝日の”あ”」とか伝えるやつです。お祝い事などで電報を送るときなんかで出会うことがあるかもしれません。
では、和文通話表をズバっと見ていきましょう!!
「あ」:朝日の“あ”
「い」:いろはの“い”
「う」:上野の“う”
「え」:英語の“え”
「お」:大阪の“お”
「か」:為替の“か”
「き」:切手の“き”
「く」:クラブの“く”
「け」:景色の“け”
「こ」:子供の“こ”
「さ」:桜の“さ”
「し」:新聞の“し”
「す」:すずめの“す”
「せ」:世界の“せ”
「そ」:そろばんの“そ”
「た」:煙草の“た”
「ち」:千鳥(ちどり)の“ち”
「つ」:つるかめの“つ”
「て」:手紙の“て”
「と」:東京の“と”
「な」:名古屋の“な”
「に」:日本の“に”
「ぬ」:沼津の“ぬ”
「ね」:ねずみの“ね”
「の」:野原の“の”
「は」:はがきの“は”
「ひ」:飛行機の“ひ”
「ふ」:富士山の“ふ”
「へ」:平和の“へ”
「ほ」:保険の“ほ”
「ま」:マッチの“ま”
「み」:三笠の“み”
「む」:無線の“む”
「め」:明治の“め”
「も」:もみじの“も”
「や」:大和の“や”
「ゆ」:弓矢の“ゆ”
「よ」:吉野の“よ”
「ら」:ラジオの“ら”
「り」:りんごの“り”
「る」:留守居(るすい)の“る”
「れ」:れんげの“れ”
「ろ」:ローマの“ろ”
「わ」:わらびの“わ”
「ヰ」:ゐど(井戸)の“ヰ”
「ヱ」:かぎのある“ヱ”
「を」:尾張の“を”
「ん」:おしまいの“ん”
「゛」:濁点
「゜」:半濁点
はい。見ましたか?
23番目、【ぬ】を正しく伝えるには、沼津の”ぬ”と言いましょう!
これがオフィシャルな【ぬ】なんです!
ぬまつー、と伝える場合には
沼津のぬ、マッチのま、つるかめのつ、上野のう となるわけですね。
ちなみに、数字は
「1」:数字のひと
「2」:数字のに
「3」:数字のさん
「4」:数字のよん
「5」:数字のご
「6」:数字のろく
「7」:数字のなな
「8」:数字のはち
「9」:数字のきゅう
「0」:数字のまる
となっています。
全国に通用する沼津の【ぬ】!さあ、みんなで沼津の【ぬ】を自慢していきましょう!(欧文の通話表はまた別にありますのでご注意ください)