あすから2日間。元銭湯でアート展。ひと足お先に「風呂ッタージュ」やってきた。なにそれ。𠮷田温泉。(沼津市吉田町)
すでにゴールデンウィークって感じの沼津ですが、
あす2023年5月3日(水)、あさって4日(木)10:00〜16:00。
「𠮷田温泉」×「楽しむ」をテーマに絵画・写真・造形作品などが展示される、
「つなぐ市」のプレオープンにきょう行ってきましたー。𠮷田温泉管理人かねこきょうこさん(右)。
会場となる𠮷田温泉は、沼津市吉田町にあって、今は休業中の沼津の銭湯。
場所はここ↓
さっそく中に入ると、
𠮷田温泉管理人かねこさん(左)と今回展示を行うアーティストの一人、美術家伴野綾さん(右)がお出迎えしてくれましたー♪
「伴野さんは・・・なにを展示されているんでしょうか？」
「風呂ッタージュです♪」
「あぁ。あの風呂ッタージュですね！」
(と、なるわけないよね・・・。なんじゃそりゃ？)
「凸凹のモノの上で鉛筆をこすって、紙に映し出す・・・アレです！」
「こうして𠮷田温泉のタイルや窓でこすって模様を描くんです。」
「えー！めっちゃ楽しそう！！！！」
「では！わたくしも失礼して。」
仕切りだったと思われる窓で風呂ッタージュ。
(昔10円玉でよくやったこの技法は本当にフロッタージュっていうんだそう。フロと風呂をかけて、風呂ッタージュなんだって。おもしろいコト考えるなぁ。)
浴場だったとこの床とか。
むむっ！
いいとこみっけ！「ゆ」のとことか。
ここも風呂りたくなるいいところだ。
「何人の人がこの取っ手のところを開けてお風呂に入ったんだろう。」「もしかしたら、じいちゃんとかひいじいちゃんもここを開けて𠮷田温泉のお風呂に入ったことがあったかもしれない。」とか、
銭湯だった時のことを想像しながら風呂ッタージュしたら、さらにたのしかった♪
できあがった風呂ッタージュの一部は、
正方形に切って、
窓のところに展示してくれる。
𠮷田温泉と美術家伴野さんの作品に参加できてしまう。実際にやってみるとめっちゃたのしいから、子どもたちだけじゃなくて大人にもぜひやってもらいたい。
こちらは、旅する写真好き大園裕矢(おおぞのゆうや)さん。昨年7月から日本一周をしたときに撮った写真を展示予定だそう。絶賛準備中でした。
きょう、お会いできたのは伴野さんと大園さんだけだったけど、他にも色々なアーティストの方々が展示を行う2日間だそう。
ちょっとだけご紹介。
似顔絵と消しゴムはんこ作家のRayさん。𠮷田温泉らしいかわいい消しゴムハンコのワークショップ。
金魚作家のすぎあこさん。むかし、ここに本当に金魚が泳いでたんだって。
会社員兼写真家の小島 一晃(こじま かずあき)さん。奥の廊下にぶらさがっててなんかすごい空間できてた。
絵描き・木工作家のaya-be (あやべー)さん。脱衣カゴにかわいい木工作品。
2階には、
子どもの持つ自主的な創造性を引き出す風の子造形教室さん。こどもたちひとりひとりが描いた太陽で、それぞれの色が表現されてるんだって。ひゃー。すばらしい泣
男湯だったところには画家の北見美佳（きたみみか)さんの作品。実際にこの作品が銭湯にあったら、どんだけアーティスティックなお風呂なんだろう。ココには座布団が用意されてたから静かに眺めながらお風呂に座ってみるといい。
ということで・・・、
せっかくなんで、北見さんの作品をバックに𠮷田温泉管理人かねこさんと混浴をさせてもらいました。
「𠮷田温泉」×「楽しむ」
人・文化・楽しむ「つなぐ市」絵画・写真・造形作品などの展示入場無料。
ＧＷ5月3日･4日(祝日)10-16時
吉田温泉オープンディ
「つなぐ市」出展者
･aya-be/絵描き、木工作家
･北見美佳/画家
･Ray/似顔絵師、消しゴムはんこ作家
･喫茶ナガタ/喫茶
･すぎあこ/金魚作家
･小島一晃/会社員兼写真家
･大園裕矢/旅する写真好き
･江波戸健/歴史好きの食いしん坊
･風の子造形教室/造形作品協力
･伴野綾/アーティスト
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