青野公会堂の十王!なんかかっこよくて厳か。霊験あらたかな感じがした。

愛鷹地区ののどかな田んぼの中にある青野公会堂

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近くには、いろんなところで清冽な水が湧き出ています。










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そんな公会堂に掲げられている、ちょっとカッコいい木製の「十王堂」の表札。



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ちょっと覗かせていただくと、なんとも立派な木像がずらり。作者不明だけど、威厳のある十王が並びます。



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案内をみると、十王、とは冥界で死者の罪業を裁く住人の裁判官のことだとか。



十王についてちょっと調べてみると…

人間を初めとする全ての衆生は、よほどの善人やよほどの悪人でない限り、没後に中陰と呼ばれる存在となり、初七日 - 七七日(四十九日)及び百か日、一周忌、三回忌には、順次十王の裁きを受けることとなる、という信仰である。

生前に十王を祀れば、死して後の罪を軽減してもらえるという信仰もあり、それを「預修」と呼んでいた。十王は死者の罪の多寡に鑑み、地獄へ送ったり、六道への輪廻を司るなどの職掌を持つため、畏怖の対象となった。(wikipediaより引用)



自治会の人に聞いてみると「なんでここに十王堂があるのかって言われても、公会堂が新しくなる前から十王あったからなあ」と教えてくれました。



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十王の真ん中には、閻魔王の本地仏にあたる地蔵菩薩が祀られているそうです。なんか畏れ多くて扉のオープンはできませんでした…。




「冥界」とか「閻魔さま」とか、ちょっといかつい感じもしますが、文化的にも価値がありそう。



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十王堂を見たい場合は、青野自治会に連絡してみるといいかもしれません。





青野公会堂
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